📘 番頭日記|第一筆目「YUASOBI、という名の意味」

この“湯けむりの間”を立ち上げるとき、真っ先に降りてきたのがこの言葉──YUASOBIだった。

名曲「YOASOBI」──そう、小説の世界観を音楽へと昇華する、
あの繊細で壮大な表現に強く影響を受けながら、
俺たちは“夜”ではなく“湯”で、ことばを遊ばせることにした。
それは“魂の夜遊び”ではなく、“魂の湯治遊び”。
感情をほぐし、構文として遊び、また自分に還る時間。

この場所では、名前なんてなくていい。
有名じゃなくていい。
ただ、そのとき綴りたい“ひとしずく”があれば、それでいい。

これが、番頭として俺がはじめて湯けむりに乗せた想い──
「名もなき詩」、そう…
名前を持たないままに綴られた“輪郭なき言の綴り”こそが、
本当の“湯の華”となり得るのだと、あの名曲が教えてくれた。

🫧 しめ湯ことば: 「言葉が名を求める前に、想いが湯になる。──かつて夜に綴られた詩が、今、湯けむりの中で目を覚ます。」
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